渡辺知応慶国寺の渡辺知応です。
今回の記事は「葬儀後、遺骨はどこで、どのくらいの期間預かってもらえるのか」について整理します。
葬儀が終わったあと、すぐに納骨先を決められない方は少なくありません。
その際、「遺骨は一体どこに預けられるのか」「どれくらいの期間なら大丈夫なのか」といった疑問が出てきます。
この記事では、遺骨を預けることができる主な場所と、それぞれの特徴や預かり期間の考え方を、一般的な視点からまとめていきます。
葬儀後に遺骨を預かってもらえる主な場所
遺骨を一時的に預けられる場所はいくつかありますが、それぞれ役割や前提が異なります。
葬儀社での一時安置
葬儀社では、葬儀後しばらくの間、遺骨を預かってもらえる場合があります。
ただし、これは短期間の対応が前提となることが多く、
数日から数週間程度が一般的です。
葬儀後すぐに自宅へ持ち帰れない場合の「応急的な選択肢」として考えるとよいでしょう。



葬儀社での預かりは長期を想定したものではないため、次の行き先を考えるまでの一時的な対応と考えるのが現実的です。
寺院での一時預かり
寺院では、遺骨を一定期間お預かりしながら、供養を続ける形が取られます。
預かり期間については、
- 数か月
- 1年
- それ以上
など、寺院の方針や契約内容によって異なります。
特徴としては、
- 管理と供養が同時に行われる
- すぐに納骨先を決めなくてもよい
という点が挙げられます。
納骨堂での一時安置
納骨堂でも、一時的な安置を受け入れている場合があります。
この場合は、
- 一定期間の契約
- 期間満了後の扱いがあらかじめ決まっている
ことが多く、比較的制度として整っているのが特徴です。
ただし、「一時的」とはいえ、
将来的な納骨方法との関係も確認しておく必要があります。
自宅での安置
自宅に遺骨を安置すること自体は、法律上問題ありません。
ただし、
- 住環境の制約
- 同居家族の理解
- 心理的な負担
といった理由から、難しいと感じる方も多くいらっしゃいます。
預かってもらえる「期間」はどう考えればよいか
遺骨の預かり期間に、法律で定められた明確な期限はありません。
重要なのは、
「いつまでに決めなければならないか」よりも、
「どのような前提で預かってもらっているか」を理解することです。
- 短期間の応急対応なのか
- 供養を前提とした一定期間なのか
- 期間満了後の扱いが決まっているのか
この違いによって、安心感は大きく変わります。
預かり先を選ぶときに確認しておきたいポイント
遺骨を預ける際には、次の点を確認しておくことが大切です。
- 預かり期間はどれくらいか
- 期間を延ばすことは可能か
- 期間満了後、どのような扱いになるのか
- 供養は行われるのか



預けられるか」だけでなく、「その間どう扱われるか」を確認しておくと、後悔が少なくなります。
まとめ|選択肢を知ることで、慌てずに考えられます
葬儀後、遺骨をどこでどのくらい預かってもらえるのかは、
選ぶ場所によって考え方が大きく異なります。
大切なのは、
焦って決めることではなく、
ご自身やご家族の状況に合った形を選ぶことです。



すぐに結論を出さなくても、選択肢を知っておくだけで気持ちは落ち着いていきます。
葬儀後の状況によって、遺骨を家に持ち帰れない理由はさまざまです。
理由別に整理した記事もありますので、必要に応じてご覧ください。
→ 葬儀後の納骨に迷う方へ|遺骨を家に持って帰れない理由まとめ








