渡辺知応慶国寺の渡辺知応です。
今回の記事は「遺骨一時預け」と「永代供養」の違いについて整理します。
葬儀後、納骨について調べていく中で、
「一時預けと永代供養は何が違うのか」
「どのタイミングで選ぶものなのか」
と迷われる方は少なくありません。
言葉だけを見ると似ているように感じますが、
この二つは目的も役割も異なるものです。
この記事では、その違いを分かりやすくお伝えします。
遺骨一時預けとは何か
遺骨一時預けとは、
すぐに納骨先を決められない場合に、一定期間、遺骨を預かってもらう仕組みです。
特徴としては、
- 期間が決まっている、または更新できる
- 将来の納骨方法をこれから考える前提
- 「決断を先送りするための時間」を確保できる
という点が挙げられます。



一時預けは「まだ決められない」という気持ちを、そのまま受け止めるための仕組みです。
永代供養とは何か
永代供養とは、
将来にわたって、お寺や施設が責任を持って供養と管理を続けることを意味します。
一般的には、
- 後継者がいなくても問題ない
- 管理や供養の心配を残さない
- 最終的な納骨先として選ばれる
といった特徴があります。
永代供養は、
「これからどうするか」ではなく、
「ここに任せる」と決めたあとの選択と言えるでしょう。
一時預けと永代供養の大きな違い
両者の違いを、考え方の面から整理すると次のようになります。
- 一時預け:
迷っている状態を支えるための仕組み - 永代供養:
迷いが整理されたあとに選ぶ供養の形
つまり、
一時預けは「途中の選択肢」、
永代供養は「最終的な選択肢」です。



どちらが良い・悪いではなく、選ぶ「タイミング」が違うだけです。
一時預けのあとに永代供養を選ぶ人も多い
実際には、
- 葬儀後すぐには決められず、一時預けを利用
- 時間をかけて家族と相談
- 気持ちが整った段階で永代供養を選択
という流れを取られる方も多くいらっしゃいます。
一時預けは、
永代供養を否定するものではなく、
納得して選ぶための準備期間とも言えます。
どちらを選ぶべきか迷ったときの考え方
迷ったときは、次の点を自分に問いかけてみてください。
- もう最終的な納骨先を決めたいか
- それとも、もう少し時間がほしいか
- 家族の気持ちは整理できているか
「今、決めきれない」と感じるなら、
無理に永代供養を選ぶ必要はありません。
まとめ|違いを知るだけで、選び方は楽になります
遺骨一時預けと永代供養は、
役割も目的も異なるものです。
迷っている段階では一時預け、
決断できた段階で永代供養。
この順番で考えても、まったく問題ありません。



大切なのは、焦らず、納得して選ぶことです。
供養は気持ちと一緒に整えていくものだと考えています。
葬儀後、遺骨を家に持って帰れない理由は人それぞれです。
状況別に整理した記事もありますので、あわせてご覧ください。
→ 葬儀後の納骨に迷う方へ|遺骨を家に持って帰れない理由まとめ








