一時預かりは失礼ではないのか?迷っている方へ

遺骨の一時預けは失礼ではないという考え方を伝える慶松庵の風景
渡辺知応

慶国寺の渡辺知応です。
今回の記事は 「遺骨の一時預かりは失礼にあたるのか」 という、多くの方が心の中で抱えている疑問についてお話しします。

一時預けを考えたとき、
「こんなことをしていいのだろうか」
「故人に申し訳ないのではないか」
そんな気持ちが浮かぶ方は、決して少なくありません。

この記事では、寺院の立場から、
その不安に正面からお答えしていきます。

目次

一時預かり=軽く扱っている、ではありません

「一時」という言葉から、
どこか簡易的で、気持ちがこもっていない印象を持たれることがあります。

しかし、慶国寺では、
一時預けであっても、正式なご供養と何ら変わりはありません。

お預かりしている間、
ご遺骨は大切な仏さまとして、
毎朝のお勤めの中で、変わらずご供養を続けています。

渡辺知応

期間の長さで、供養の重さが変わることはありません。

迷う時間があること自体が、失礼なのではなく自然なこと

納骨や供養については、
頭では分かっていても、気持ちが追いつかないことがあります。

  • すぐに納骨先を決められない
  • 家族で話し合う時間が必要
  • 自分の気持ちを整理したい

こうした状態は、決して珍しいものではありません。

むしろ、
丁寧に向き合おうとしているからこそ、立ち止まっている
そう私たちは考えています。

慶国寺が一時預かりをお受けしている理由

慶国寺では、
一時預けを「例外的な対応」としてではなく、
大切な供養の選択肢のひとつとして受け止めています。

一時預かりの期間中は、

  • 室内の納骨堂で安置
  • 寺院が責任を持って管理
  • 毎朝のお勤めで毎日ご供養
  • 予約不要でいつでもお参り可能

という形でお預かりしています。

渡辺知応

ご事情やお気持ちを否定することはありません。

「そのまま合祀されるのでは?」という誤解について

一時預かりに対して、
「預けたら、そのまま合祀されてしまうのでは」
と不安に思われる方もいらっしゃいます。

慶国寺では、
ご本人の意思や同意なく、勝手に合祀することはありません。

あくまで、
「一定期間、責任をもってご供養を続けるためにお預かりする」
それが一時預けです。

お布施としてお預かりしている理由

慶国寺の一時預けでは、
年間30,000円(お布施として) お預かりしています。

これは、
預かり料や保管料ではありません。

一年間、
ご遺骨をお守りし、
毎日のご供養を続けるための お布施 という考え方です。

渡辺知応

一時預けでも、供養の質が下がることはありません。

一時預かりは「逃げ」ではありません

決められないことを、
後ろ向きに感じてしまう方もいらっしゃいます。

ですが、
無理に結論を出すことだけが、供養ではありません。

気持ちを整え、
家族と話し合い、
納得できる形を探す。

そのための時間を持つことも、
故人を大切に思っている証だと、私たちは考えています。

まとめ|一時預かりは、失礼ではありません

一時預かりは、
故人を軽く扱う行為ではありません。

向き合おうとしているからこそ生まれる選択肢です。

渡辺知応

無理に急がなくて大丈夫です。ご供養の形は、人それぞれです。

▶ 遺骨の一時預けについて詳しくはこちら

  • 年間30,000円(お布施として)
  • 室内納骨堂での安置
  • 毎朝のお勤めで毎日ご供養
  • 予約不要でいつでもお参り可能

一時預けを考える背景には、
葬儀後の納骨をすぐに決められない事情がある方も多くいらっしゃいます。
理由別に整理したページもありますので、参考にしてください。
→ 葬儀後の納骨に迷う方へ|遺骨を家に持って帰れない理由まとめ

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